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仕事のストレス、あなたはどう回復するタイプ?

仕事をしていると、どれだけ気をつけていてもストレスは溜まるものですよね。理不尽なクレーム、終わらない納期、噛み合わない上司との会話……。そんな毎日のモヤモヤや疲れを感じたとき、みなさんはどのようにして自分の心をリセットしていますか?

かつて私も、仕事のプレッシャーで押しつぶされそうだった頃、世間で流行っている「話題のサウナ」に行ってみたり、休日に無理やりアクティブに旅行に出かけたりしていました。でも、帰ってきたら逆にぐったり疲れてしまい、「みんなと同じ方法なのに、どうして私は上手にストレスを発散できないんだろう」と、自分のメンタルの弱さに落ち込んでいたんです。

「ストレス解消法そのものに疲れてしまうのは、なぜなのだろう」

でも、転職を経験していくつもの職場で働くうちに気がつきました。ストレスの感じ方が人それぞれ違うように、心の回復の仕方も人によって全く違うタイプがあるのだ、ということです。今回は、自分がどのタイプで最も心が回復するのかを紐解きながら、綺麗事だけではないストレスとの付き合い方について、一緒に考えていきましょう。

1. あなたはどれ?3つの「ストレス回復タイプ」

自分がどの方法でエネルギーを充電できるかを知っておくことは、過酷な社会を生き抜くための最強のお守りになります。

① 静寂の中でエネルギーを満たす「内向的・引きこもり回復型」

休日は一歩も外に出ず、誰とも喋らず、家でひたすら映画を見たりゲームをしたり、読書をしたりすることで心が回復するタイプです。このタイプにとって、一人の時間を確保することは何よりの特効薬です。「せっかくの休みなのに何もしなかった」と罪悪感を持つ必要は一切ありません。それがあなたにとって一番正しい心のメンテナンスです。

② 刺激と発散でモヤモヤを吹き飛ばす「外向的・アクション回復型」

仲の良い友人と美味しいものを食べて喋り倒したり、カラオケに行ったり、スポーツで思い切り汗を流すことでストレスを忘れるタイプです。外からの新しい刺激を入れることで、脳内の仕事の占有率を強制的にリセットするのが得意な、パワフルな回復スタイルです。

③ 互いの共感で痛みを分かち合う「感情シェア回復型」

「今日さ、職場でこんなことがあってね……」と、信頼できる家族やパートナー、あるいは同じ境遇の仲間に話を聴いてもらい、『大変だったね』と共感してもらうことで心が軽くなるタイプです。アドバイスが欲しいわけではなく、自分の傷ついた感情を肯定してもらうことで、明日を生きる活力を取り戻します。

2. 現実は甘くない。回復が追いつかなくなる前に知るべきリアル

自分の回復タイプを知ることは大切ですが、ここで少し現実的で、厳しいお話もさせてください。どんなに自分に合った素晴らしい回復法を持っていたとしても、「注がれるストレスの量が、回復のスピードを上回り続けたら、いつか心はポキリと折れてしまう」という絶対的なリアルがあります。

土日に泥のように眠ってその場しのぎのリセットをしても、月曜日の朝にまた地獄のような職場に戻り、毎日限界以上のストレスを浴び続ける。そんな生活を続けていれば、どんなに打たれ強い人であっても、いつか心のダムは決壊します。

ストレス解消法は、あくまで「一時的な応急処置」に過ぎません。もしあなたが「最近、何をやっても疲れが取れない」「趣味すら楽しいと思えなくなってきた」と感じているなら、それは回復方法が間違っているのではなく、ストレスの原因そのものがある『環境(職場)』を根本的に変えなさいという、心からの危険信号です。

3. がんばるのをやめる、という選択肢を持とう

多くの真面目な社会人は、「ストレスに耐えられない自分が未熟なんだ」「もっと強くならなきゃ」と、自分を責めて会社にしがみつこうとします。でも、冷たい水の中で震えている魚に「もっと根性を出せ」と言っても無理な話ですよね。それと同じで、あなたを傷つける環境から、自分の身を守るために逃げ出すことは、決して恥ずかしいことではありません。

  • 仕事のストレスで毎晩涙が出てしまうなら、一度キャリアの足を止めて休む。それも立派な決断です。
  • 自分の心がこれ以上すり減る前に、もっと穏やかに働ける環境がないか外の世界を探してみる。それも賢い戦略です。

世の中には、驚くほどギスギスした職場もあれば、お互いを思いやりながら穏やかに仕事を進められる会社もたくさん存在します。今の環境がすべてだと思わないでくださいね。

まずは今週末、あなたのタイプに合った方法で、思いっきり自分を甘やかしてあげてください。そして、「今の働き方、本当にこのままでいいのかな」と思ったら、いつでも新しい選択肢を探せる自由があなたにはあるということを、どうか忘れないでください。