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月曜日が楽しみな仕事ってある?働くモチベーションの正体

世の中にはよく「月曜病(サザエさん症候群)」なんて言葉がありますが、お休みが終わる切なさは、一生懸命に社会を生きている人なら誰もが一度は経験するものですよね。でもその一方で、ニュースやSNSを見ていると「月曜日が待ち遠しい!」「仕事が楽しくて仕方がない!」と、キラキラした笑顔で語る人がたまにいます。

かつての私は、日曜の夜になるたびに憂鬱で仕方がなかった人間です。だからこそ、そんな風に楽しそうに働く人たちを見ては「あの人たちはきっと特別な才能があるんだ」「自分とは住む世界が違う宇宙人なんだ」と、ひねくれた視線を向けていました。今の仕事が辛いときほど、他人のモチベーションって眩しすぎて直視できないんですよね。

「月曜日が楽しみになる仕事なんて、本当に存在するのだろうか」

もし今、あなたもそんな風に感じているなら、少しだけ肩の力を抜いてこの記事を読んでみてください。転職を経験し、様々な職場で揉まれてきたからこそ見えてきた、綺麗事だけではない働くモチベーションの本当の正体について、今日は一緒にお話しさせてください。

1. 「月曜日が楽しみ」な人が持っている、特別な条件

彼らがなぜ、憂鬱なはずの月曜日を笑顔で迎えられるのか。それは決して、彼らの根性が人一倍あるからでも、ポジティブモンスターだからでもありません。実は、働く環境にいくつかの「条件」が揃っているからです。

「自分の意志」でコントロールできている感覚

人間が最もストレスを感じるのは、他人から「やらされている」ときです。逆に、どんなに忙しい仕事であっても、進め方やスケジュールを自分の裁量で決められる環境にいる人は、驚くほどエネルギーが湧いてきます。自分で自分の舵を握っているという感覚こそが、高いモチベーションの源泉です。

小さな「成功」と「感謝」が循環している

「あなたがいてくれて良かった」「この前の資料、すごく分かりやすかったよ」。そんな風に、日々の地味な努力が誰かに届き、正当に評価される職場では、自然と職場に行く足取りが軽くなります。モチベーションとは、自分の内側から無理やり捻り出すものではなく、周囲との健全な関係性の中で育まれるものなのです。

2. 現実は甘くない。「毎日ずっと楽しい」はファンタジー

ただ、ここで現役の社会人として、少し冷や水を浴びせるようなリアルもお伝えしなければなりません。「月曜日が楽しみな仕事」と聞くと、毎日がワクワクと感動に満ち溢れた、奇跡のような職場をイメージしてしまうかもしれません。でも、それは明確な誤解です。

どんなに好きな仕事であっても、面倒な手続きや、理不尽なトラブル、苦手な人とのコミュニケーションは必ず発生します。「仕事が楽しい」と言っているあの人たちだって、月曜日の朝に「あと5分寝ていたいな」と思う日もあれば、理不尽なクレームに悔し涙を流す夜だってあるはずです。

現実の仕事において、モチベーションが高い状態というのは、100%楽しいことばかりという意味ではありません。「大変なことや泥臭いこともあるけれど、それを差し引いても余りあるやりがいや納得感がある」という、トータルのバランスが黒字になっている状態のことを言うのです。

3. モチベーションを「環境」のせいにしてもいい

もし今、あなたが「月曜日の朝、どうしても会社に行きたくない」と、心が悲鳴を上げているなら、どうか自分を責めないでください。「やる気が出ない自分のメンタルが弱いんだ」なんて思う必要は一切ありません。

  • どんなに頑張っても誰も褒めてくれない職場で、モチベーションを保つ方が無理です。
  • 自分の意見が一切通らないガチガチのトップダウンの環境で、主体性を持てという方が無茶です。

やる気が出ないのは、あなたの能力のせいではなく、単に今の環境があなたのエネルギーを削ぎ落とす構造になっているからかもしれません。魚が濁った水の中ではうまく泳げないのと同じで、私たち人間も、自分に合わない環境では輝けないのが当たり前なのです。それなら、自分が少しでも呼吸しやすく、自然とやる気が湧いてくるような「綺麗な水(職場)」を探しに行くのは、とても健全な生存戦略だと思いませんか?

最初から「月曜日が楽しみで仕方がない!」という完璧な状態を目指さなくて大丈夫です。まずは、日曜日が終わる恐怖を少しだけ減らせるような、自分の心が「まぁ、明日も行ってみるか」と納得できる場所を、少しずつ探していきませんか?